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Q&Aよくある質問

お客様様から頂くご質問、疑問についてお答えします。その他のことについてもお気軽に電話、Eメールにてお問い合わせください。

本人以外でも薬をもらうことはできますか?

処方箋をお持ちいただければ御本人でなくても大丈夫です。
ただ、薬局ではお薬を渡す際に、安全にお薬を使って頂く為の説明や質問を致します。
又、御本人との関係をお聞きする事もございます。ご了承ください。

お薬をもらうのに指定の病院、処方箋はありますか?

どの医療機関からの処方箋でも御受けいたします。
当薬局をかかりつけ薬局として使っていただければ幸いです。
ただ、初回の受付のみ薬をそろえるのに当日中にご用意できない場合がございます。

『食後30分』って30分以内ですか?

通常では30分以内の事を示します。お薬の用法には、同じ『食後』でも『食直後』『食後2時間』といった微妙な表現の違いがあるものもございます。
薬の吸収過程で必要な食事との関係がある為です。
違いについてはお薬をお渡しする際に、その都度丁寧に説明致します。

1日3食が難しい場合、お薬はどうしたらいいでしょうか?

お薬によっては食後という用法指示でも、これはあくまで目安で、必ずしも食後でなくても一定間隔であれば服用できるものもあります。
ただ、食事の影響を大きく受ける薬もあります。
その様なお薬をお渡しする際にはその都度丁寧に説明致します。

お薬はお茶で服用してはいけないと聞きましたが…。

お茶のみならず、牛乳やミネラルウォーター等で服用してはいけないお薬もあります。
以前、鉄剤(貧血の薬)はお茶で服用してはいけないと言われていましたが、最近ではそれ程影響が無い事が分かってきました。
稀にですが、この様に情報が変わることもあります。
同じお薬だからといって、説明不要というのは危険です。

市販のお薬と一緒に服用することはできますか?

お薬だけでなく、健康食品でも飲み合わせが悪いものは健康を害する事があります。
お薬の飲み合わせについては電話でもその都度相談に応じます。
少しでも気になる事があれば、連絡下さい。

夏バテと水分の取りすぎで食欲がないのですが、どんな胃薬がいいですか。

胃苓湯や六君子湯、大正漢方胃腸薬などの漢方製剤をお勧めします。

【解説】

一時的な夏バテや水分の取りすぎ、食欲が出ないなどの症状では、胃自体に病変がないことが多く、制酸剤や胃粘膜保護剤よりも漢方薬の方が症状を改善できると考えられます。
漢方薬を選ぶ際に、体質や胃腸の症状を聞いた上でどれが最適かを判断します。

●胃苓湯:平胃散と五苓散という2つを組み合わせた漢方薬です。
お腹のゴロゴロや胃腸に水分がたまった状態を改善します。体質は中間くらいの方に向いています。

●大正漢方胃腸薬:安中散と芍薬甘草湯という2つを組み合わせた漢方薬です。普段から比較的胃腸が弱く、暑さや冷たいもの、ストレスなどにより胃が傷き、食後の胃もたれや、腹部膨満感などの症状を改善します。体力のあまりない方に向いている漢方薬になります。

●六君子湯:身体の無駄な水分を取り除く蒼朮や茯苓、吐き気を抑える半夏など全8種類の生薬からなる漢方薬です。
胃腸の動きが悪くなって起こる、胃もたれや不快感、むかつき、吐き気、食欲不振などの症状の改善に用います。やせ型で顔色が悪く、疲れやすい人に向く処方です。

どの商品が合うかは、店舗にて薬剤師または登録販売者におたずねください。

日焼け止め製品のSPFやPAとは何ですか。

SPFとは、「Sun Protection Factor」の略であり、日本語で紫外線防御効果を意味します。PAとは、「Protection Glade of UVA」の略であり、「UVA(紫外線A波)」を防ぐ指標です。

【解説】

SPFの数字が大きいほど紫外線B波(UVB)を防ぐ効果が高く、製品には「SPF15」、「SPF30」といった記載がされています。日本では、SPFの上限を「SPF50+」とするように日本化粧品工業連合会がその測定方法の基準を定めています。PAは「紫外線A波(UVA)」に対する効果により、日本化粧品工業連合会で「PA+」「PA++」「PA+++」の3段階に分けられており、+の数が多いほど「UVA」を防ぐ効果が高くなっています。

【応用知識】

太陽光には、私たちの目に見える「可視光線」のほかに、「赤外線」「紫外線」「X線」「ガンマ線」などが含まれています。さらに、紫外線はその波長の長さによって「A波(UVA)」「B波(UVB)」「C波(UVC)」に分けられます。紫外線のうち地上に届くのは、「UVA」と「UVB」という2種類の紫外線です。「UVB」はエネルギーが強く、繰り返し「UVB」を浴びることで肌表面の細胞を傷つけたり炎症を起こしたりするので、皮膚癌やシミの原因になります。
「UVA」は「UVB」ほどエネルギーは強くありませんが、表皮を通過して肌の奥の真皮まで到達し、しみやシワ、たるみの原因になったり、肌の老化を早めます。しかも「UVA」は、雲や窓ガラスを通り抜けやすいという性質を持っているので、曇りの日も日当たりの良い家の中でも対策が必要です。